このイス、どこに置く?1
第1話 【 ハイバック・チェア『ヒルハウス』は、もともと寝室用に作られた?】 上の画像はヨナデン家の寝室にあるイスですが、このイス、ご存知の方も多いんじゃないでしょうか。 マッキントッシュというイギリスの建築家・デザイナーが作ったイス(のレプリカ)です。 この人、100年も前の人です(19世紀末から20世紀初頭に活躍)。...
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第2話 【寝室の双子のイス物語】 マッキントッシュのハイバック・チェアのお話の続きです。 このイスのオリジナルがイギリス・スコットランドのへレンズバラという場所にある ”ヒルハウス”という邸宅の2階の寝室に置いてあり、かつてヨナデンも見学に行きました。 そして、このイスの特別な定位置として、2つのワードローブの間に収まった姿を紹介しました。...
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第3話 【『レッド・アンド・ブルー』と『ヒルハウス』】 ”巨匠もの”の家具のレプリカがクソ高かった時代に、どうしても欲しくてマッキントッシュの ハイバック・チェアをショールームで即買してしまったヨナデンでありました。 ホントに価格に関しては今の時代に買える人がうらやましいかぎりです。 ちなみに右にあるのは、これもまたキュートな、リートヴェルトの”赤と青の椅子”(red&blue...
View Article日本のお香で落ち着く
画像は玄関に置いている香炉です。横の仏頭とおそろいの台座をDIYで作りました。 実はこの仏頭の右側にも置物があって、この台座は三幅対(さんぷくつい)を構成しています。 台座の木材は、34ミリ厚の”パドック”にしました。パドックはアフリカ原産のカリンの仲間で、美しい赤色が特徴です。 強靭で硬く耐久性に優れていることからクラシックギターの側面などにも使われています。...
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第4話【『ヒルハウス』の美しさのヒミツを構造から読み解く】 『このイス、どこに置く?』シリーズは、建築家C.R.マッキントッシュの ハイバック・チェア、『ヒルハウス』を特集しています。 今回は、巷に数あるハイバック・チェアの中、『ヒルハウス』がひときわ 優雅である理由について、その構造から解明してみたいと思います。 構造的な理由とは、次の2点です。...
View Article靴箱のエレガンス 3
ブログ『 shoebox dwelling 』 (←link) の記事特集、3回目です。 『shoebox dwelling (靴箱的に住まうこと)』 のブロガーであり、デザイン・ジャーナリストの Natalia Repolovsky が記事にした小住宅を、前回、ご紹介しました(←link) 彼女が選ぶ小住宅は、靴箱(shoebox)的と否定的に扱われるタイプの...
View Articleコンクリ壁・家具固定2
前回の『コンクリ壁・家具固定 1 』 で、マンションの戸境界などの共有部分のコンクリート壁は 穴を開けることなどが禁止されているという話をしました。 では、そういう制約のないコンクリート壁では、一般的にどんな方法でネジクギなどを留める ようにできるのでしょうか。今回は、そこから話題にします。 コンクリート壁に穴をあけて モノを留める場合 実際には どのようにするか...
View Articleベッド机を高くする 1
今回はベッド用テーブルの話題です。 ベッドのサイドテーブルは、介護で必要な人だけでなく、健康な人にも根強い人気があります。 PCをベッドサイドで気楽に使いたい、エアコンのリモコン・メガネ・目覚まし時計などベッド周りの小物を 整理したい、簡単な食事ならベッドで食べたい、など、寝室快適派の要求に、いかにも応えてくれそうな 魅力があるからです。...
View Articleベッド机を高くする 2
高さが合わなくなったベッド用テーブルの脚を DIY で『かさ上げ』して、テーブル面を高くする試みです。 ベッド用テーブルのタイプ別の長所・短所については、前記事 『ベッド机を高くする 1 』 をご覧ください。 かさ上げする高さは、220mm です。20cm程度の木工でのかさ上げは、DIYなら簡単なように見えますが、 こういうテーブル脚の継ぎ足しは、安全面に最大限の配慮が必要です。(...
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